田舎の古民家で暮らす、というスタイル。

どもまいど。
お久しぶりでございます。

とりま今日は思いついたので田舎に移住しての感想などを。。。

田舎暮らしを始めた理由

まずは、自分が田舎に引きこもって暮らし始めた理由ですが。

直接の理由はずばり、「コロナウイルス」です。
2020年から始まったコロナウイルスの流行は一年以上経った今でも依然収まることを知らず。。。。
そんな中で都会を抜け出して田舎に引っ越しを決めた方も多いと聞きます。

まぁ自分の場合はそれ以前からも田舎と都会を行ったり来たりの生活はしていたのですが。
このコロナ禍が田舎に腰を据えようと決断するきっかけになったのは事実です。

「大勢の人がいる場所を避けて静かな場所で暮らしたい」

という思いは常にあったので、コロナは今後の自分の暮らし方を考え直すには良いきっかけでした。

静かな場所、ついでに今後の事も考えるとある程度は食料の自給ができる環境が望ましい。
そんな思いを形にするにはこの山間部の田舎は良い選択肢でした。

生きていくために不可欠なものを既存のシステムにおんぶにだっこではその既存のシステムが崩壊したときには自分の生存そのものが脅かされる事態になりかねない。。。というのは10年前の地震を見ていて感じたことです。
当時は海外にいたのですが、その国では地震こそなかったものの、洪水や内紛などもあり、形は違えど人々が普段信じている「あたりまえ」など一夜にして吹き飛んでしまうんだ。。。ということは身を持って感じました。
なので、当時から自分の食べる分ぐらいはなんとかできるようになりたいという思いは漠然と持ってました。

もちろん、非常時だけなら備蓄などで凌ぐことは可能です。
ですが、ここで考えているのはいっときの非常時ではなく、むしろ普段の日常をどうやって自力で生きていくか。。。という感じの話でした。
なので食料を自給できる環境、具体的には農地を所有するというのはかねてから目指す所の一つだったわけです。

次に、自分の場合はNoxPM規制の対象地域外に居を置く必要があった。。。という理由。
これは所有しているヨンマルの都合ですが(笑)
当時住んでいた地域では登録が難しく。
首都圏でも一部地域なら登録が可能な場所もありますが。
いずれにしても引っ越さなくてはいけないならより自分が理想とする場所に近いところに引っ越したい。。。と思いもあって今の場所までおもいきって引っ越しました。

次に上げられるのはずばり、「広い空間」です。
広い家、広い庭、広い駐車スペース。。。。これを求めるならもう田舎しかありません。
もちろん、都会にもそういう場所はたくさんありますけど。。。予算外ですし(笑)
それに都会の広い住宅はどんなにがんばっても隣の家と密接している地域がほとんどです。
どうせ引っ越すのなら隣との間隔も広くて、例えば家の中で大声で歌ってても隣に全く聞こえない。。。ぐらいのところが理想だったので。

個人的にいろんなモノを集めたり取っておく癖があるので(断捨離なんてしたら発狂しますw)。
物を置くスペースは居住空間と同じくらい大切です。
そして置き場があれば気兼ねすることなく乗り物も買ってこられます(笑)

そうなるともう人里離れた田舎はとんでもなく魅力的な生活のステージなわけです。

結局、自分の今後の暮らしたい世界を見据えたら、田舎の広い家で畑でもいじりながらポンコツグルマを愛でながらのんびり暮らす。。。。という結論に至ったのです。
それを叶えてくれるのが、田舎で古民家ぐらし、というスタイルだったわけですね。

古民家を選ぶ理由。

 

ついでに、今住んでいる家は所謂「古民家」です。

自分が古民家を選んだ理由。

それはずばり、「かっこいいから」。

それだけですw
それ以外ありません。

それまでずっと都会のマンションぐらしだった自分にとっては、黒い木と白い漆喰で建てられた日本らしい建築スタイルには漠然としたあこがれを持っていました。
なんか新鮮というか、可愛いというか。。。こんな家に住んだらワクワクするよな。。。っていうイメージがずっとありました。
なので、引っ越すなら街場の便利さを捨ててでも古民家っていう思いはありました。

今住んでいる家は、聞くところによると築140年以上だそうです。
正確な築年は資料がないために不明ですが、近隣の方の話などを総合すると、明治時代の初め頃にとある農家の方が独立してこの場所に家を建てたのだそうです。
漆喰の壁や、今では見ることが出来ない建具の持つ表情なんかは見ていて飽きません。
とくに建築マニアでもありませんが、萌えますね。

残念なことに当時の人が(当時で言う)最先端に憧れたのか、ところどころ中途半端にモディファイされてしまっているので所謂絵に描いたような「古民家」でないのは残念ですが。。。逆に言えばその「モディファイ」された部分を取り壊して元の姿に戻せば明治の佇まいに戻すことも可能なはずです。

あるいは壊れている箇所や、今の視点で見たら使いにくい部分などもあるにはあります。

そういった部分をリフォームしたり修理したりするのも古民家ぐらしならではの楽しみだと思ってます。
家をいじったり、花壇を作ったり。。。
自分はものを作るのが大好きなので、家をいじくれるなんてもう生活そのものが趣味のようで楽しくて仕方ないですね。
毎日妄想がつきません。

田舎暮らしって、ぶっちゃけどうよ?

正直、今の所不自由は感じてません。

田舎とはいえ、結局は同じ日本のなかで人が暮らしている地域です。
日本語で用は足りますし、スーパーもホームセンター郵便局もあります。
なので普段の生活。。。という意味で不自由を感じることは幸ありません。
ホームセンターにないモノなどは今はネットで買うことができるのでこちらも不便はしません。
ですので、都会から移住される方でもそういう物質的な面ではさほど違和感なく移行できるかと思います。
むしろ近所のスーパーの野菜の安さに感動します。

ただ、マニアックな趣味のお店とかおされなクラブとか。。。はありません。
なのでそういうのがどうしても近くにないと嫌だ。。。という方には田舎暮らしは難しいかもしれませんが。
とりまえず自分的には日々の暮らしを送るのに不便なことは殆どありません。

あと
田舎暮らしと聞いて一番気になるのがご近所との関係だと思います。
正直自分もそれが一番懸案事項でしたし、そこが気になってイマイチ移住に踏み切れない。。。という方も多いと思います。

これは地域性とかもあるので一概には言えないと思いますが。
とりあえず1年ちょいと自分が暮らして思ったのは、今はもうさほどガッチリしたご近所付き合いもなくなりつつあるのかな。。。ということです。

ここ何年かの半農半Xとかサスティナブルな暮らしのブームとかで地味に田舎を目指す人も多いらしく。
おかげで地元の人側も移住者に慣れてきています。

それにに加えてここ最近のコロナ禍もあって全国的に都会から田舎に住む人は増えているようで。
うちの近所にもこの一年で増えてきました。

なので、今は昔ほど特異な目で見られることも無くなっているようです。
特に迷惑なことをやらかすような人でない限り(そういう人は田舎でなくてもダメですが)は面倒なこともなく暮らすことが可能だと思います。

また、田舎故に人口も少ないですし
移動は家の玄関からいきなり車での移動なので思いの外人と会うということがありません。

車で通過中にお会いする方には(知らない人でも)挨拶はしますが、逆に言えばその程度です。
予想以外に人と接する機会はありません。
この辺、都会の過密な人間密度に疲れてしまった方などにはホッとするかもしれませんね。

他の地域に住んだことがないのですべてがそうかどうかはわかりませんが。
自分がいるあたりはそんな感じです。

正直これはとてもありがたいことです。
たくさんとれた野菜をいただいたり
お返しに携帯のネットの設定をしたげたり。
今の所仲良くさせていただいているので感謝なことですね。

まぁ結局はお互いヒトですから。
常識ある普通の暮らしをしていればいいだけのことかと思います。
仲良くしようとするヒト相手に牙むくヒトもそうそういないですから(いたらそれはほんとにヤバい人だから近づいちゃダメですね)

田舎暮らしで困ったこと。

じゃあ。。。田舎暮らしをしていて困ったことは?

と言って一番に思うのは「寒さ」です。

このあたりは冬はマイナス10℃を下回る地域。
土も水道も、サイドブレーキのワイヤも凍ります。
注油してても勝手にワイヤは凍ります。
洗濯物は外に干したら凍ります(笑)

なので、冬場の暖房費がハンパないです。
ちなみに今年はワンシーズンで灯油代が12万円ほどでした。。。。

まぁこれはうちが古民家だというのもあります。
土壁は案外寒いです。
家の中がマイナスはデフォルトです。
なので寝ても覚めても暖房炊きっぱなしなので仕方ないことですが、ここは今後なにか改善の必要ありですね。。。

もう一つは、「虫」。

あったかくなったらなったで今度は虫が活動する時期に入ります。
ダンゴムシやハチはもう家族の一部。
クモやゲジゲジが家の中に入ってくるぐらいじゃ驚かなくなりましたw

まぁこれも侵入経路や奴らの行動パティーンを把握すれば忌避剤などで対処が可能なのでさほど問題じゃありません。
とはいえ都会からやってきたらびっくりするとは思います。
毎朝カーテン開けるとアシナガバチが3匹ぐらいいてソレを退治するとこから一日が始まるわけですから。。。w

あとは。。。強いて言うならゴミの分別が都会より細かいことぐらいでしょうか。
これはまぁ慣れてしまえばなんてことないですけどね。

田舎暮らしにあったほうがいいもの。

そんな悲喜こもごも田舎暮らしですが、必ずあったほうがいいものというのはいくつかあります。

その代表的なものの筆頭は、ずばり「軽トラ」。

畑をやるやらないに関わらず。
これはあったほうが便利です。

てゆうか
車がないと田舎では暮らせません。

都会のようにバスや電車は走ってません。
走ってても2時間に一本とかです。

タクシーなんて街までいかないとありません。
そして夜はやってません。

やはり自分のペースで動くために自動車は必要。
その中でも軽トラは最強です。

何でも積める。
雪を捨てに行く事もできる。
薪をもらいに行くにも。
ゴミを捨てに行くにも。
なんなら網戸を張り替える際の作業台にもなるし。

そして田舎の道は狭いところが多いので軽トラのサイズは便利が良いのです。
生活のツールとしての軽トラの便利さはおそらくこの世の最強兵器に匹敵すると思います。

次にあったほうが良いもの。。。iPhoneとTwitterです。
iPhoneじゃなくてもいいのかもしれませんが。。。自分はAppleしかつかったことがないので(笑)

iPhoneもTwitterも、情報収集に有利です。
家にTVがないというのもありますが。
一昨年の台風のときにはTwitterで県が発信する防災情報がだいぶ役に立ちました。
ラジオよりも情報が迅速で遥かに役に立ちます。

Twitter、個人のアカウントなんかは変なこと言ってる人が多くて見ると嫌な気分になるので(笑)普段は見ないのですが。
災害時に行政の発する情報は迅速で簡潔に発信してくれるので、県や市役所など複数のものを登録しています。
凍結による通行止情報なんかは冬とっても役立ちますね。

また、iPhone(iPadでもOK)なんかは映画も見れるし、買い物もできるし。。。なんなら仕事もできる。
田舎暮らしにこそあるべきマルチツールだと思ってます。

MacBookなんかより軽量ですし、できる作業も遜色ないのでタブレットやスマートフォンは軽トラと同じくらいあったほうが良いと思います。

もう一つ。。。それと関連してあえて上げるとしたら「お金を生み出す仕組み」があると思います。
もちょっと突っ込んで言うと「自分で資産を生み出せる仕組みづくり」です。

田舎暮らしを躊躇する理由の一つとして多く挙げられるものに、仕事があります。
田舎には確かに都会に比べて雇用の機会は少ないです。
あったとしても、都会より賃金は安いです。
なので年齢や性別によってはまずここのハードルが大きすぎて無理。。。というケースも有るかと思います。

ですが
自分でビジネスを作ってしまえばこれも解決です。
。。。べつに会社を作れとはいってません。
幸い今はインターネットさえつながれば自分の得意分野で誰しもが活躍できる時代です(もちろん、成果は努力に比例しますが。。。)。
田舎で自宅にいながら生きていくのに必要なお金を生み出すのは結論から言えば、可能です。
なにも田舎に来てまでどこかの会社に雇用される必要もないのです。
会社に所属してお給料をいただくだけが仕事ではありません。
この際だから移住を機に小さなビジネスを立ち上げる。。。なんてのもありではないでしょうか。

あるいはテレワークが普及してきた昨今です。
業種によっては住む場所に関係なく今までの仕事を継続することも全然可能ですもんね。

そういう方でも、副業的になにか資産を構築できる仕組みを作っておくのはいいことだと思います。
だって、お金はいくらあっても困りませんし。
それに一つの手段からだけ収入を得ているというのはこれからの時代ちょっと脆弱な気がするのです。個人的に。

長くなるからこの話は今回は端折りますが。
自分もインターネットを通じて小さなビジネスをいくつか持ちながら、レストアや塗装でも収入を得ています(微々たるものですが)。

田舎だからこそ、複数の収入源を持つことは必要だと自分は思っています。

これからの時代の、田舎暮らし。

ということで、田舎暮らし。。。と一言で言っても一昔前のイメージとはだいぶ違うものになってきているのがここ最近の実態なのかな。。と自分は感じています。

コロナ禍のせいで田舎に居を移す人が増えてきました。
それにともなって田舎の人も移住者慣れが進んで、以前ほど面倒なこともなくなりつつあります。

そして、テレワークを始め働くということのスタイルが多様化しているこの時代。
田舎に住んでいながら都会でやってた仕事を継続することも容易ですし、なんなら世界を相手に仕事をすることも可能です。

そう考えると、田舎に暮らすこと。。。のハードルは以前にもまして格段に下がってきていると感じます。
だから田舎暮らしを望んでいる方々には、今はまたとないチャンスかも知れません。

田舎で暮らすということは、生きるいうことの一つのスタイルだと思っています。

軽い言い方ですが、ファッションのようなもので。
どんな服を着るか。。。ぐらいの感覚で選べるものだとも思ってます。

自然が好きだ、山が好きだ、海が好きだ
空気がきれいなとこで子育てがしたい
農業をやってみたい
田舎の特産品を生かしたビジネスを立ち上げたい

色んな理由で田舎を目指す方が増えています。

田舎暮らしの理由がかつてより多様化している今、それに比例して田舎で暮らす実際のスタイルも多様化しています。
そのぶん、今は自分に合ったスタイルを見つけやすいとも言えると思います。
そして、そんな流れで田舎に住み始める人が多くなってきたおかげでハードルも下がりました。

だから、これからはより自由に容易に、自分が好きなスタイルで生きることができる時代だと思ってます。

ちょっとスピな視点になりますけど。
今はもう世の中あそれぞれの持つ波動に合った世界に「棲み分け」が進んだ世界になっているんだと思います。
だから自分が望むものが田舎暮らしの中にあるのなら、以前よりもその望みはかないやすくなってるんだろうな。。なんてことも思います。

寒さや虫など
田舎で暮らすのは正直楽じゃない部分もあるのが現実です。
だからこそ、毎日を楽しめなかったら田舎暮らしは続けられないと思います。
都会と同じように、そこにはメリットもデメリットもあります。

そこらへんをきちんと考えた上で。
自分の求めるスタイルが田舎にある。。。というならもう今すぐ移住しちゃってもいいんじゃないでしょうか。

幸い、自分は田舎暮らしは毎日が趣味のようで楽しくてやめられません。

ボロい家はリフォームして遊ぶのに最適だし。
車がないと暮らせない環境は毎日好きな自動車に乗れるから飽きないし。
日々大きくなっていく野菜を眺めてると生きているもののリズムを感じられて楽しいし。

ほんとに今生きてて幸せだなぁ。。。と今までなら嘘のように感じています。

今後はせっかく田舎に住んでいるのだから田んぼを借りての稲作や、免許をとって狩猟などにもチャレンジしたいと思ってます。

田舎に来てからというものの
やりたいことが次々あって人生が終わるまでにやりきれる自身がありません(笑)

生きてることが楽しくて仕方ないです。

長くなっちゃいましたが。

そんな感じで暮らしてます。

個人的な話に終止してしまいましたが、必要な方のお役に立てましたら幸いです。